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雑穀米の栄養

雑穀米は白米に比べ、食物繊維、ビタミン、ミネラル、アミノ酸などさまざまな栄養成分が豊富。種類によってその特徴はさまざまです。ダイエット、美容、健康に良い食品として、取り上げられる機会が多くなってきました。

雑穀米の抗酸化作用

「雑穀米は白米の酸化を抑え、鮮度を保つ」抗酸化作用があるということが分かりました。
※第11回日本補完代替医療学会(2008年度)にて発表。

私たち日本人の主食である白米は、表面を削っているため、大切な栄養成分が少なくなっているだけではなく、酸化しやすくなっています。そのため空気に触れることで少しずつ酸化してしまうのです。精米したての白米がおいしいのは、酸化していないため。
1ヶ月間開封した状態で空気に触れさせた白米を炊飯した白ご飯と、その白米に雑穀米を5%添加した雑穀入りご飯の酸化指数を測定したところ、雑穀ご飯は酸化が抑えられているという結果が得られたのです。

GI値を低くし、健康やダイエットに最適

GI値は、グリセミック・インデックス値の略で、食後の血糖値の上昇度を示す指数で、食品中に含まれる糖質の吸収度合いを示しています。GI値が70以上の食品は高GI食品、GI値が55以下の食品は低GI食品と言われており、GI値が低い食品ほど健康やダイエットに良いとされています。

穀物は精白されていない方が、GI値が低くなります。
理想は玄米に雑穀を加えた「玄米雑穀ご飯」。しかし、玄米を食べ慣れていない方にとっては食べにくいので、食べやすい「雑穀ご飯」がおすすめです。雑穀を加える量が多いほど、GI値は低くなりますが、食べやすさやおいしさを考え、自分の好みの量に調整することが、無理なく続けるコツと言えます。毎日食べるご飯だからこそ、小さな積み重ねが大切です。

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